学生時代に、誰もが一度は着たことがある「クラスTシャツ」ですが、実際に学生の頃はそれがダサい、何のために作るのだろうと思ったことがある方もいらっしゃるはずです。クラスTシャツがあれば、クラスで一致団結して体育祭や文化祭に取り組めると言った一方で、任意の製作であるため「作らなくてもいいのでは」と思う方もいるものです。しかし、学校によっては卒業までずっとクラスTシャツを毎年作成し続けるところもあり、またそのデザインを決める作業というのはなかなか楽しいものなのです。今回はそんなクラスTシャツについてのお話です。
そのデザインはクラスによって様々です。例えば、男女比が同じであればそれほど奇抜なデザインの物はないと思いますし、女子が多いクラスならば、可愛い系のデザインが多くなってきますよね。また、男子の割合が多いクラスだと、スポーツ系の部活に入っている人が多いため、そういった人が着るような機能性重視なデザインになっていることもあります。逆に、美術部などに所属しているような人は、イラストが得意だったりしますから、個性溢れるデザインになってくることも珍しくありません。
このように、デザインする人の趣味嗜好が出るため、同じクラスの人でも全く違うデザインになることもよくあります。そして、そのデザインを見て他のクラスメイトと盛り上がるというのも、クラスTシャツの醍醐味の一つでしょう。学生当時はクラスTシャツが手間だと思っていても、後からいい思い出になるものです。