手書きでも、オリジナルのクラスTシャツは作れます。クラスの人数分を一人で作成するのは大変ですし時間もかかりますので、数名の担当者で手分けして作業することをお勧めします。手書きですので直接Tシャツにデザインを描きこみますが、その時に使うのはマーカーやクレヨン、絵具等です。カラースプレー缶を利用するのも良いですし、手染めにチャレンジする人たちもいます。
何を使えばイメージしているようなクラスTシャツを作れるのかを考えることが大切です。マーカーやクレヨンでデザインを描く場合、布用を使用するのが鉄則です。布用にするとスムーズにイラストを描くことができます。描いた後はアイロンを使うと色を定着させることができるため、最後には忘れずにアイロンをあてましょう。
絵具はみずみずしい発色が持ち味であり、仕上がりの色がとても綺麗です。スプレー缶でクラスTシャツを作ると、独特の色むらができます。他の方法では出せないような個性が出ますし、布用スプレーを使うと色をしっかりと定着させられます。スプレーの場合、マスキングテープを貼らないと、他の部分に移ってしまうことがありますので、その点だけは注意が必要です。
ただ描いたりスプレーをふきかけるよりも少し大変ですが、手染めでクラスTシャツを作成することもできます。藍染は若干のムラが出るのが持ち味であり、上品な色合いが素敵です。高級感を感じさせるような仕上がりになりますので、質の良いTシャツにしたいのなら藍染も選択肢の一つになります。